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お茶コラム『朝茶はその日の難逃れ』 第94号

中国のお茶のご紹介

中国のお茶のご紹介

先日会社の研修旅行で中国に行きました。
 
数々の経験の中でも、お茶の都・杭州にある「中国茶葉博物館」を訪れた時に学んだお茶の話をしたいと思います。
 
この博物館では、お茶の種類やお茶が出来るまでの工程、飲み方等、お茶に関する様々なことを学びました。
 
特に印象的であったのは、お茶の試飲。
「一葉茶」「龍井茶(ロンジンチャ)」「人参烏龍茶」「ジャスミン茶」の4種類のお茶を、目の前で煎じて飲ませていただきました。
 
名前だけでは想像しにくいお茶は、「一葉茶」と「龍井茶」だと思います。
 
「一葉茶」は、緑茶、紅茶などのお茶とは違って、「茶の樹」(カメリア・シネンシス)から作られるお茶ではありません。
モチノキ科の植物から作られているそうです。
1本の茶葉で作られたお茶です。
最初はやや苦くて、少しずつ甘味が出てくる、個性のあるお茶でした。
 
「龍井茶(ロンジンチャ)」は杭州市特産の緑茶。
色は緑色、茶葉の形は扁平なお茶です。
飲むと口の中がさっぱりして、気分が爽やかになった気がしました。
 
最後に売店で、特に味わい深かった「龍井茶(ロンジンチャ)」と「ジャスミン茶」を購入し、父母へプレゼントしました。
 
中国の美味しいお茶に父母もご満悦でした。
 
なんだか心が温まりました。