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お茶コラム『朝茶はその日の難逃れ』 第83号

小さな「わたし達」

小さな「わたし達」

もうすっかり春ですね~!!営業部の磯野です。
 
先週は少し寒さが戻ってきていたように感じましたが、週末からはぽかぽか陽気でそろそろ桜の蕾もふくらみ始めたようです。

「人間がいくつの細胞からできているか知ってるか?約60兆だよ。おっさんはこれまでどれぐらい使ってきたんだ?使わなかった細胞をいくつ残して死んでいくんだ?」

突然ですが、これは私の大好きな小説に出てくる青年のセリフです。

私は先日スノーボードをするため、約1年ぶりに春の雪山へとでかけました。
天候は晴れ、ゲレンデのコンディションもまずまず。
1年ぶりの割には体もよく動いてくれてジャンプの練習をするなど、それは楽しく有意義な時間を過ごすことができました。

しかし、翌朝。
全身に走る激痛。。

日頃の運動不足が祟ってひどい筋肉痛。
起き上がるだけで体から「ミシミシ」という音が聞こえてきそうな程で、即座に先ほどの青年の言葉を思い出したことはいうまでもありません。

細胞は生物の最も基本的な構造単位とされており、その細胞が集まって私達の体ができています。
つまり、私達はたくさんの小さな「わたし達(細胞)」からできているといっても過言ではありません。
筋肉痛と細胞は直接関係ありませんが、久しぶりに全身に筋肉痛を感じたことによって私の体の中にはたくさんの使われていない「わたし達(細胞)」が存在することを思いしらされました。

約60兆全ての「わたし達(細胞)」を活用することは難しいかもしれませんが死ぬまでにできるだけたくさんの「わたし達(細胞)」を使って生きたいと思います。(笑)

幸いにも季節は春。
何かを始めるにはもってこいの季節です。
体を動かすだけが細胞を活用することではありませんが、ランニングでも始めようかと考えている今日この頃です☆

皆さんはいくつの小さな「わたし達(細胞)」使っていますか!?