お茶コラム『朝茶はその日の難逃れ』 No.45
“食”と”農業”
“食”と”農業”
こんにちは、本日は"食"と"農業"についてです。
普段買物をされるときに商品がどこで生産されたものかという事を気にして買物をされますか。
ここ数年、食に対する関心が非常に高まっています。
テレビ、ラジオ、インターネット等を見ていると食に関しての報道がない日がない位です。
先日、テレビを見ていて気になった言葉ありました。
それは、フードマイレージという言葉です。端的に言うと食物が作られてから消費者の手に渡るまでにどのくらいの距離を経ているのかということを示すものです。
この言葉を目や耳にするようになったのには、食料自給率が40%を切り、更には、自国のエネルギー消費量を減らしCO2排出量を削減しなくてはならない状況下にある政府の地産地消を推進する活動が背景にあるように思えます。
今後2015年までに自給率45%を目指している政府としては、よりこの地産地消活動を推進していくのではないかと思います。
また、国民の更なる農業離れを危惧し、農業者に補助金を出すこともあるという事も聞きました。外国産の農作物との競争力をつけることを視野に入れてのことのようです。
また、団塊の世代の方に農業を広め、第2の人生を提案する運動も各地で行われているようです。
人口も農家の数も減っていく今後の日本。人間の食に対する好みは絶えず変化します。
その変化よる生産と消費の関係はどうなっていくのでしょうか。
輸入?自国生産?今後の食がどのように変わっていくと思われますか。
食料生産力がある国が覇権を握るのかもしれません。