お茶コラム『朝茶はその日の難逃れ』 No.3
中国のお話
中国のお話
みなさん、こんにちは。
メルマガ執筆者の「はいけんぼん」と申します。
よろしくお願いいたします。
今日は中国のお話をします。
実は、中国には日本と同じような石臼で挽いた抹茶はありません。
と言うか、今はありません。
抹茶は鎌倉初期に中国(当時の宋)から伝わったという伝承が残っていますので、昔は存在していたのに、いつのまにか飲まれなくなったのではないか?と考えます。
その間、現代まで日本での抹茶は、茶道文化とともに発展を遂げて来ました。
そこで、長い年月を経て・・・
中国の皆様にも「おいしいお抹茶を味わってもらいたい」という気持ちから、昨年9月に浙江省に愛雅工場をつくり、石臼を回し抹茶の製造を始めました。
抹茶の里帰り(?)のような感じです。
※中国語で「愛雅」と書いて「あいや」と読みます。
工場のある浙江省 杭州の気候は日本とよく似ています。
またお茶づくりが盛んで、見渡す限り茶畑が広がるのどかな地域です。
良い茶葉に恵まれ、良いお抹茶を作るには中国一最適な地域です。
最近海外旅行をしていると、時々お抹茶を使った製品に出会います。
お茶の本場中国でも日本のお抹茶が注目されつつあります。
使われ方は日本と同じでお菓子の素材として使われる事が多いです。
お抹茶のお菓子は「ヘルシーな感じがする」と女性に人気があります。
愛雅のお抹茶も早速中国でお菓子に使っていただき好評です。
これからますますいろいろな食品に使っていただけるよう頑張ります。
中国旅行の際にお抹茶製品を見かけたらぜひ食べてみてください。
もしかしたら、愛雅(あいや)のお抹茶を使っているかもしれませんね。