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お茶コラム『朝茶はその日の難逃れ』 第229号

ブラジルと日本

ブラジルと日本

オラ!
みなさん、こんにちは。桜緑です。

冒頭はポルトガル語のあいさつをさせて頂きました。
現在、ブラジルではオリンピックが開催されていますね。
連日連夜、一生懸命戦う選手たちはたくさんの勇気を与えてくれますね。

ブラジルといえば、マテ茶は有名ですが、ブラジルの紅茶産業の発展に日本人が深く関わっていたことを最近知りました。

1920年頃、岡本寅蔵氏という日本人入植者が、当時持ち出しを禁じられていたお茶(アッサム種)の種子を、パンに隠してセイロン(現在のスリランカ)からブラジルに持ち込みました。

これが上手に苗を広げ、紅茶産業が大きく発展していったそうです。
まさに命がけのビジネスだったと思います。

そして、その時に植えた茶ノ木は今も青々とブラジルで育っているそうです。

日本と真反対にある遠い国ブラジル。

そんな遠い国のオリンピック開会式で、広島の平和式典の時間に合わせ、日本文化を表現した日系移民の演武が行われました。
オリンピックは平和のための祭典なのだと改めて感じました。

また、このようにブラジルの紅茶文化に日本人が関わっていたことを知り、ブラジルと日本には深い結びつきがあるんだなと改めて感じました。