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お茶コラム『朝茶はその日の難逃れ』 第208号

秋のお茶

秋のお茶

皆さん、こんにちは。
秋分の日も過ぎ、また朝晩は寒さを感じ秋がやってきたなぁーと感じる今日この頃。
ちょうどいい気温のせいか最近ランニングを再開しました桜緑です。
体を動かした後、飲むお茶はまた格別にいいなと思います。

もうすぐ10月ですが、10月は1年のうちで最後のお茶摘みの季節でもあり、秋に摘んだお茶は四番茶または秋番茶と呼ばれます。

新茶は5月に摘まれ、そこから約半年後に摘み取るお茶は夏の陽射しをたっぷりと浴びていますので、カテキンとカフェインが多いのが特徴です。
また渋味の多い秋番茶は焙じ茶として市場に出回ることが多いです。

かの徳川家康公は春に摘み取った新茶を壺の中に入れ、標高の高い位置にある蔵で熟成させて秋に飲んでいたと言われています。
これは「蔵出し茶」と呼ばれ、現代でも楽しまれています。
なんだかワインみたいですね。

食欲の秋。
秋のお茶はさっぱりとして飲みやすいので、焼き肉や天ぷらにもよく合います。
意外にチョコレートやプリンなどのスウィーツに合うお茶とも言われており、お子様にもおススメの飲みやすいお茶です!