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お茶コラム『朝茶はその日の難逃れ』 No.206

夏のお茶

夏のお茶

皆様こんにちは。
春風です。

お盆も過ぎ少しは涼しくなった気もしますが、まだまだ暑い日が続きますね。
 
そんな暑い日によく飲まれるのが夏を代表する飲み物「麦茶」!
麦茶は平安時代から貴族に飲まれていた歴史のある飲み物です。
夏に飲まれるのには原料の大麦が体を冷やしてくれるといった理由もあります。
しかし、麦茶にはその他にも知られざる効能があるようです。
 
・ノンカフェイン
人は年齢や身体の状態によってカフェインの摂取を控えた方が良い場合があります。
妊婦の方も注意されていますよね。
 
・血行促進
麦茶の香りの元はアルキルピラジンという成分。
これが血行の流れを良くする効果があります。
 
・虫歯予防
虫歯はミュータンス菌が歯に残った糖類にくっついてできますが、麦茶はこのミュータンス菌の生成を妨げる働きがあります。
 
その他にも緑茶のカテキンと同じく抗酸化作用があり、発ガン性物質に対しても効果があるようです。
 
しかし麦茶ばかりだと飽きてしまう...といった方には「水出し緑茶」!!
ティーパックに茶葉を入れ、水を入れて一晩冷蔵庫に置くだけでおいしい水出し緑茶ができます。
 
お湯で淹れる緑茶にはカテキン、カフェインが含まれますが、水出しの場合カテキン、カフェインがほとんど出ないんです。
しかし、旨みの成分であるテアニンはしっかりと出るんですよ。

また、最近の研究では水出し緑茶の場合は免疫細胞を活発化させる「エピガロカテキン」が出てくる事も分かってきました。
 
暑い日にはいつもの麦茶もいいのですが、水出し緑茶もいかがでしょうか♪