お茶コラム『朝茶はその日の難逃れ』 第13号
色とパッケージ
色とパッケージ
こんにちは、囲炉裏です。
ここのところ、急に寒くなりましたが、風邪予防にはビタミンCが豊富に含まれている緑茶が有効です。
出がらしでのうがいも非常に効果的です。
さて、今回は、パッケージと色について書いてみたいと思います。
少し考えてみて下さい、皆さんは何色がお好きでしょうか。
商品を手に取る際、皆さんは絶対に商品のパッケージ(包装)を見ますね。
例えば、緑茶が欲しいときには、まず大まかに緑茶のパッケージを探し、見つけたその中から価格帯や抹茶か煎茶か茎茶かといった形状等の視点から飲みたかったもの、欲しいものを選択すると思います。
パッケージは売り手の訴えたい情報、買い手の購買に必要な情報の交換が一瞬にして行われるすぐれものなのです。
この一般的にパッケージと呼ばれるものには様々な形態があります。
スーパーにおいても袋や缶など、様々な形態の入れ物を目にしていただいていると思います。
しかし、その中で共通して言えることがあります。
それは、大半のパッケージには“色”が用いられているということです。
あいやの抹茶の缶はお茶の色の緑と気品高いとされる紫を用い抹茶のイメージ打ち出すことでパッケージを作っています。
各社さん様々な色を用い自社商品や自社イメージを連想、印象付けさせるように、また消費者の心理をくすぐろうと試行錯誤しているのです。
赤と白のパッケージの炭酸飲料といえば・・そうです、コカコーラです。
パッケージの色と人間の行動や心理には大きな関係があるのです。
もっと言えば、人間は色によって大きな影響を受けます。
これを色彩効果といいます。
緑を例に挙げると、緑を欲している状況下の人は、実は「平和」「安らぎ」「自然」を心理的に欲しているのです。
また、緑は、体のバランスを整える効果を備え、眼を休める色とも言われています。
なんとなく分かる気がしますね。
色・・。非常に興味深い研究課題です。
家族で食卓を囲み、団欒をしながら気軽に抹茶を飲み、そのあざやかでキレイな緑色で心身ともに癒してみませんか。