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お茶コラム『朝茶はその日の難逃れ』 第162号

防災にもお茶を!

防災にもお茶を!

皆さん、こんにちは。
店舗販売課の糟谷です。

この週末は台風が心配ですね。
皆さんは防災対策していますか?
 
震災後、私は「女性のための防災BOOK」を買いました。
防災意識が高まって、勢い勇んで避難用にバックを準備してみたものの、欲張り過ぎてリュック1つに、手提げ3つという有様。。。これではとても逃げられません。
 
この本を参考に何とか一人で持てるくらいの量まで減らすことができました。
 
普段から割と用心深い(つもり)なので、必要なものはある程度押さえた気でいたのですが、被災された方の声を参考に選ばれたものの中に「緑茶ティーパック」があったのが意外でした。
 
避難生活が一段落した7日目くらいに「お茶がほしい」という声が多く、配られたところ、どの世代にも好評だったようです。
 
「久々に飲んだ一杯の温かいお茶にほっとした」「口がサッパリして気持ちよかった」「残った茶殻も、食器をふいて再利用できた」なとど、どうもペットボトルのお茶ではない様子。
 
確かに緑茶に含まれるカテキンの抗菌作用で、口や喉の洗浄にも使えるし、ビタミンCも摂取できます。
また、憂鬱になりがちな避難生活において、お茶を飲みながらのおしゃべりで多少なりともリラックスできる、というのもうなずけます。
 
粉末の緑茶やほうじ茶でも手軽で良いと思いますし、昆布茶や梅昆布茶などもおすすめ。
「だし」の代用として食べ物に加えることで味に変化が加えられます。
 
緑茶の賞味期限は概ね半年程ですが、それを目安に持出バックの中身の見直しをするのもいいかもしれませんね。