お茶コラム『朝茶はその日の難逃れ』 第66号
発見
発見
こんにちは。ブランコです。
春になり、新しい風が吹いてきましたね。
入学式、入社式を終えた皆さん。新生活が始まった皆さん。
新しいできごと、発見はありましたか?
私は先日、茶畑を散歩していたら、初めてお茶のタネを見つけました。
皆さんは実際に見たことはありますか?
形は丸で、色は茶色く、大きさ・形・色・重さ、まさにチョコボールにそっくり!
お茶のタネは、秋から冬頃に落ちるそうで、1つの実に3粒ほど入っていて、この様子が茶園の地図記号の元になっているそうです。
私が見つけたタネは古いものでしたが、農家さんに伺ったところ頑張れば木に育つと言われたので、そのチョコボールを持ち帰り庭に植えてみました。
タネから育てると、ちゃんとした木に育つには4年程かかるそうですが、長い長い楽しみの1つになりました。
春だから見える景色、春だから気がつく事、あると思います!
皆さんも新しい何かを見つけてみて下さい。
きっと楽しい発見がありますよ。
ところで、もうすぐ新茶の時期になりますね。
私達にとっては、季節を感じることのできる清清しい時期ですが、お茶農家さんにとっては、大忙しの戦争の時期です。
その中でも八十八夜摘みのお茶は『不老長寿』の縁起物とされ人気があります。
もちろん私も八十八夜摘み茶のファンのひとりです。
香りが良く、色もキレイでまさに農家さんの傑作であります。
皆さんも大切な人に季節を贈ってあげてみてはいかがでしょうか。